~SG第26回オーシャンカップ・優勝戦展望~

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小林アナバナー

篠崎元志

SG「第26回オーシャンカップ」の準優勝戦は、最初の10Rで2コース差しで瓜生正義選手が勝った後は、馬場貴也選手と濱野谷憲吾選手が人気に応える逃げを決め、結果的には豪華な顔ぶれの優勝戦メンバーになりました。

それでは、今回は明日(25日)行われるSG「第26回オーシャンカップ」優勝戦展望をお送りします。

優勝戦メンバーは、①濱野谷憲吾馬場貴也瓜生正義篠崎元志峰竜太平本真之。予選トップ通過で、14年ぶりのSG制覇を狙う濱野谷選手が、優勝戦の1号艇を手にしました。また、グランドチャンピオンを制した前本泰和選手に続き、70期の選手が優勝のバトンを繋ぐかも、大きな注目となりそうです。

天候ですが、優勝戦の時間帯は向い風が5メートル前後と準優12Rと同じコンディションになる予報が出ています。準優勝戦のスタートはインからコンマ08だった濱野谷選手。準優と同様のスタートをいけば、優勝への道はかなりの確率で近づきます。

ただ、準優10Rでスタート遅れが響いての2着だった篠崎選手。優勝戦は、雪辱を果たそうと、カドから目イチのスタートを決めてくる筈です。カド受けの瓜生選手(フライング1本持ち)がスタートの切れでややムラな部分は、篠崎選手にとって展開面は追い風です。濱野谷選手にとって、一番の敵はスリットの隊形です。横一線に揃えば、濱野谷選手の逃げが濃厚ですし、瓜生選手のスタートが少しでも後手を踏めば、篠崎選手の攻撃力が発揮されると、私は読んでいます。

小林習之

1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。