オーシャン出場選手のダービー勝率勝負駆け

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第68回ダービーは、今年10月に平和島で開催されます。その選考期間は前年の8月1日~7月31日までです。オーシャンカップが実質的なダービー勝負駆けです。ひまひまデータさんの調べによると、ダービーボーダー勝率は7.21です。

オーシャンカップの成績次第で、どの程度の勝率変動があるかについて解説してみましょう。

選手名 選出勝率 着順点 出走回数

上平真二 7.10 1860点 262走

守屋美穂 7.11 1748点 246走

金子龍介 7.30 1877点 257走

オーシャンカップで8走するとして、上平が7.21まで勝率を上げるには、着順点が1967点必要です。現在の着順点が1860点なので、あと8走で107点が必要になります。8連勝したとしても、SGで2点増しを加算して96点しかなりません。

守屋の場合は、着順点を1831点まで上げなくてはなりません。あと83点が必要です。8走するとして、オール2着で80点なので、3点足らずです。きわめて厳しい戦いになります。

ボーダーよりも上の選手は、準優まで乗れば選考勝率は8.00以上になるので、勝率が下がることはありません。

仮に選考勝率7.30の金子がオーシャンカップでオール6着だとすると、着順点は3点×8=24点なので、着順点は1901点。出走回数は265走になり、勝率は7.17まで下がります。7.21を確保するには、1910点が必要です。あと33点です。SGは着順点が2点増しなのでオール5着で1点足らずです。

・オーシャン出場者で選出勝率キープがノルマ(7.30~7.21)

金子龍介小野生奈湯川浩司山口剛原田幸哉

・オーシャン出場者で選出勝率アップがノルマ(7.20~7.11)

菊地孝平守屋美穂今垣光太郎

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。