2コースの攻め方が2着を決める

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進入ルールが厳しくなって「2コースは難しい」と言われるようになりました。解説者の中には「2コースが自在に攻める」とコメントする人もいますが、2コースからの攻めは、差すかまくるかしかありません。

まくり差しは3コースから外の選手しかできません。2コースから外に張ることのできた時代は、2コースから差し返しで1着を取る選手は多くいました。それができないので1着が取れません。2着も厳しい時代です。2コースが差しに構えると3コースの選手は全速で攻めます。その航跡にハマると2コースは着外落ちです。

最近は着外落ちを避けるため3コースの選手合わせるように2コースが全速で攻めるレースも増えています。そのときは2、3コースが1マークで競り合うので、4、5コースからの差しが2着になります。1コースの強いレースだからといって少ない点数で舟券勝負はできません。安定板を装着すると2コース差しが決まらないので、舟券のヒントにしてください。

●2022年度SG・PGI開催地

オールスター 宮島

グラチャン 唐津

オーシャン 尼崎

メモリアル 浜名湖

ダービー 常滑

チャレンジ 鳴門

グランプリ 大村

クラシック 平和島

マスターズ 三国

レデイースC 丸亀

ヤングダービー 多摩川

クイーンズC 住之江

BBC びわこ

桧村賢一

1947年福岡県生まれ。「競艇専門紙・ニュース」を経て、現在は「マンスリーBOAT RACE」のライターとして執筆活動のほか、レジャーチャンネルでのレース解説、BTS市原、岡部、岩間などで舟券塾を定期的に開催している。「舟券を獲る最強の教科書」(サンケイブック)「よくわかるボートレースのすべて」(サンケイブック)などボートレース著書多数。