モーニングレース開幕の三国で

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澤田尚也

4月に入り、令和3年度に変わって10日余りが過ぎました。私の年度初めは、実況放送業務を担当しているボートレース場(浜名湖・津・三国・鳴門)に足を運ぶ日々でした。昨年の今頃は、新規の実況放送業務(浜名湖)のことでバタバタしていましたから、今年は比較的にゆっくりと過ごせたかもしれません。

ところで、BOATRACE三国&鳴門のモーニングレース開催は3年目に突入しました。今年度から、三国も鳴門もモーニングレースの開催日が96日から141日に増加し、ますます全国のファンに注目度が高まっていきます。

その三国のモーニングレース再開初戦だった「三国モーニング スタートキング争奪戦」で優勝したのは、びわこのフレッシュルーキーとして急成長を遂げている澤田尚也選手。優勝戦は、GI常連の長田頼宗選手や下條雄太郎選手など、強豪メンバーが揃った中での価値あるデビュー初優勝となりました。

今はB1級ですが、今期勝率は6.27とA2級を飛び越えてのA1初昇格が視野に入ってきました。今期のラストが14日開幕のBOATRACE住之江のルーキーシリーズですので、澤田選手の動向は必ずチェックして下さい。思いがけない好配当に巡り合えるかもしれません。

それにしても、澤田選手のTwitterを見ていると、今年GIV2を飾っている丸野一樹選手が行っているトレーニング(SNS上では丸トレと書かれているようですが)を熱心に取り組んでいるツイートをよく見ます。確実に、トレーニング効果が現れていることは間違いないようです。ここ数年、滋賀支部の選手層の厚さが見られているので、今後も新たな有望株が誕生する予感がします。

さて、私・小林アナは13日からBOATRACE津で開催されるGI「開設69周年記念 ツッキー王座決定戦」の展示解説のMCを担当します。このコラムの中でも、ツッキー王座決定戦の舟券に役立つ情報をお伝えしていきますので、次回をお楽しみに!!

小林習之

1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。