~実況アナの穴目八目~

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田村隆信

昨年、新しいプレミアムGIレースとして産声を上げた「第2回ボートレースバトルチャンピオントーナメント」。1回戦と準々決勝を勝ち上がった12選手が、3日目の準決勝(5日)を迎えることになります。

それでは、今回の「実況アナの穴目八目」は、私・小林アナのプレミアムGI「第2回ボートレースバトルチャンピオントーナメント」・準決勝展望をお送りします。

まず、準決勝・第10レースの展望です。メンバーは、①田村隆信寺田祥森高一真原田幸哉松井繁羽野直也。コース取りは、松井選手がカギを握りそうです。すんなりと123/456の枠なりもあり得ますが、12345/6や1235/46といった進入の可能性も捨て切れません。

前年覇者としてのシード枠を味方にして、1回戦と準々決勝で勝利した田村選手。機力の不安がコメントで聞こえてきていませんし、ここは安定したスタートを決めて、主導権を握って、3度目のイン逃げを決めてくると読んでいます。相手は、評判のアシ色が注目の原田選手。3連単の舟券にしっかりと絡み、次位候補の筆頭に私は挙げます。

それでは、10レースのフォーカスです。1-4=流の8点で勝負します。

続いて、準決勝・11レースは、①毒島誠吉川元浩池田浩二峰竜太新田雄史守屋美穂。ここは、新田選手の動きは一考ですが、123/456の枠なり進入が濃厚です。

直近のチャレンジカップを制し、勢いに乗っている毒島選手。ナイターキングの名に相応しいレース運びで、相当な確率で一気にケリをつけると見ています。そして、相手はここまで土つかずの3連勝できている吉川選手。堅実に追走して2着にしっかりと喰い込み、本命決着になると私は読んでいます。したがって、フォーカスは1-2-流の4点に絞ります。

小林習之

1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。