~実況アナの穴目八目~

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毒島誠

コース取りの激しさがファンのハートを熱くしたシーンもあったSG「第23回チャレンジカップ」の準優勝戦。いよいよ、明日(29日)12レースに優勝戦が行われます。また、予選が5日間あったGⅡ「第7回レディースチャレンジカップ」も、優勝戦に駒を進めた6選手が決定しました。

それでは、今回の「実況アナの穴目八目」のコラムは、SG「第23回チャレンジカップ」とGⅡ「第7回レディースチャレンジカップ」の優勝戦展望をお送りします。

まず、GⅡ「第7回レディースチャレンジカップ」優勝戦のメンバーは、①守屋美穂小野生奈寺田千恵長嶋万記平高奈菜深川麻奈美。2年ぶりのレディースチャレンジカップVを目指す守屋選手が絶好枠を手にしました。進入は、123/456の枠なりに落ち着くと見ています。

ただ、隣の2号艇・小野選手の好パワーも気になるし、クイーンズクライマックス出場権の勝負がかかるセンター枠の寺田選手と長嶋選手の一撃が脅威になります。特に、地元・浜名湖のクイーンズクライマックス出場には優勝しかない長嶋選手は、相当の覚悟で挑んでくる筈です。私の心情としては、静岡支部の選手がクイーンズクライマックスに出てくれることを願っています。

そこで、私が狙うGⅡ「第7回レディースチャレンジカップ」優勝戦のフォーカスは、長嶋選手の頭勝負!!4-流-流の20点です。

続いて、SG「第23回チャレンジカップ」優勝戦のメンバーは、①毒島誠久田敏之篠崎仁志稲田浩二岡崎恭裕平本真之。予選得点トップの稲田選手が2着になり、予選得点第2位の毒島選手に優勝戦の1号艇が転がり込んできました。

とにかく、ナイターSGでの優勝戦・1号艇には絶対的な信頼度がある毒島選手。カドの4コースが想定される稲田選手の仕掛けが気になるものの、毒島選手が堅実な逃げの持ち込む可能性は高いと読んでいます。

相手は、稲田選手の仕掛けで浮上する外枠の2選手。岡崎選手か平本選手が次位争いを繰り広げ、美味しい配当が飛び出すのではないか!?そこで、フォーカスは1-5-流と1-6-流の8点をお奨めします!!

小林習之

1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。