びわこは別のレース場に!?

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10月26日のルーキーシリーズから1マークを3メートル沖合へ移設したびわこ。昨日(17日)までで2節消化、そのデータを見ていこう。

【各節のコース別1着率】

○ルーキーシリーズ(10月26日~31日)

1コース 55.6%

2コース 15.3%

3コース 12.5%

4コース 8.5%

5コース 4.2%

6コース 4.2%

○ヘビー級王決定戦(11月12日~17日)

1コース 64.8%

2コース 19.4%

3コース 5.6%

4コース 5.6%

5コース 4.2%

6コース 1.4%

○2節合計

1コース 60.1%

2コース 17.4%

3コース 9.0%

4コース 7.0%

5コース 4.2%

6コース 2.8%

参考までに、今年の1月1日から10月25日(ターンマーク移設前)までのコース別1着率を記すと、1コースから①50.8%、②14.5%、③14.6%、④12.5%、⑤5.9%、⑥2.1%。

わずか2節だけで断定するのは時期尚早だが、びわこはまるで別のレース場になってしまった。イン勝率6割超えは目を疑ってしまうほどだ。そして3コースより外、特にダッシュ勢は壊滅的。内側が懐を取ってスピードを保ったまま回るので、外は届かないケースがほとんど。

決まり手別では、逃げが56.3%、まくりが11.8%、まくり差しが6.9%、差しが16.0%、抜きが8.3%、恵まれが0.7%となっている。やはり目を引くのが逃げと差しの多さだ。結果一覧を見ても①=②のオンパレード。差しのほとんどは2コースなので、相手も必然的にインが多くなる。

2連単出現率では、1-2が最も多く23.1%。次が1-3の16.2%、以下1-4の14.1%、2-1の11.2%と続く。1-5や1-6は出現率が非常に低く、2着付けでも外は苦しい。

儲かる出目は、2-1の回収率が141.7%と図抜けて高く、1-3、1-4、4-1、5-1も100%を超える目。1-2は100%にわずかに届かないものの99.8%と優秀。

次節は11月21日からのGⅢキリンカップ2020。企業杯ということで濱野谷憲吾丸岡正典林美憲下條雄太郎など主力選手が豪華で力量の差も大きい。どんな傾向を示すか、じっくり見極めたい。