「展開を突く」優出者に優勝なし

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新型コロナはボートの取材現場にも影響を及ぼしています。感染症防止の観点からフェースガードの着用を義務づけられ、囲み取材もできません。そんな厳しい状況にもかかわらず、ボート専門紙やスポーツ新聞の記者は、ボートのお客さんのために取材活動を続けています。

ピット取材が盛んになったのは、スタート練習が廃止になってからです。スタート練習という直前情報が減った分をピット取材でカバーしょうとしました。主催者からの要望もありました。舟券作戦に重要な情報になると判断したからです。

特に優勝戦のピット情報は価値があります。予選、準優を走り抜いたものだけに情報の精度が違います。中にはインタビューを拒否する選手もいますが、情報を隠すことになります。もっての他です。関係者が強く指導するか、ペナルティーを科すくらいのことは必要でしょうね。

優出インタビューの中で「展開を突く」というコメントを目にすることがあります。「展開を突く」は外枠の選手に多いようです。スタートで攻めることもモーターで攻めることもできないので展開を突くになるわけです。まず自力で勝てないが前提になっています。結果は、ほぼ優勝はありません。