穴がよく当たる解説者はいない

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舟券の予想をしていると、ボックスの目を出すこともあります。「上位3者」といった番組です。内側の選手から1着、2着、3着なら大本命です。しかし、ほんの少しだけ順番が狂うと想像もできないような配当になります。「ボックスで買っておけば良かった」といったことが経験的にあるので、ボックス目を勧めるのです。しかし、お客さんの中には、「予想でボックスを出すのは、真面目に予想をしていないからだ」と手厳しく言う人もいます。舟券の軸になる選手は誰か、展開の基点になる選手は誰かをはっきりと示せというのです。ここからわかるのは、予想と舟券は別ものかもしれないということです。

昔から言われているのに「よく売れる穴新聞はない」というのがあります。本当によく当たる新聞なら、誰もが手にするので配当は安くなります。当たらないから誰も買わない、たまに当たっても誰も買っていないから穴になる、というのが本当のところです。「この新聞は穴がよく当たる」は錯覚です。これは解説者に当てはめても同じです。「よく当たる解説者」はいても、「穴がよく当たる解説者」はいないと思っても間違いありません。