~実況アナの穴目八目~

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徳増秀樹

今回のグランドチャンピオンは、驚異的なモーター力を見せつけた徳増秀樹選手と上野真之介選手、結局この2選手がV争いの主導権争いを繰り広げ続けました。そして、準優勝戦も圧巻のパワーで押し切り、優勝戦の1号艇と2号艇を占めることになりました。

それでは、今回の「実況アナの穴目八目」のコラムは、SG第30回グランドチャンピオン・優勝戦展望をお送りします。

優勝戦のメンバーは、①徳増秀樹上野真之介菊地孝平峰竜太羽野直也新田雄史。人気は、徳増選手から上野選手・菊地選手・峰選手に集まることは間違いありません。徳増選手の今回の走りを見ていると、今から18年前の平和島で開催された「SG第37回総理大臣杯(現・ボートレースクラシック)」で野澤大二選手を優勝に導いたハイパーエースモーター・36号艇を思い出します。今回も、スタートで多少後手を踏んでも、1マークまでには先手を打って、圧勝モードに持ち込むでしょう。今日の準優勝戦・11レースの再現で、悲願のSG初制覇を達成する確率はかなり高いと読んでいます。

小林習之

1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。