~実況アナの穴目八目~

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徳増秀樹

ボートレースクラシックに続いて、無観客の開催で行われているBOATRACE住之江のSG「第47回ボートレースオールスター」は、予選4日間が終了しました。個人的には、今垣光太郎選手が得点率第19位で次点という結果に…。少し寂しさを感じながら、30日に行われる私・小林アナの準優勝戦展望をお送りします。

まず、準優・第9レースの展望です。メンバーは、①平本真之湯川浩司平高奈菜守田俊介辻栄蔵中田竜太。進入争いは、平本選手のピット離れは少し気になりますが、123/456の枠なりに落ち着くでしょう。

安定感と機力の良さをマッチさせ、準優の絶好枠を掴んだ平本選手。インから得意の先制策で、押し切っていく可能性はかなり高いと読んでいます。あとは、カド想定になる守田選手の仕掛けから、外枠の浮上を2着・3着の軸にします。

それでは、フォーカスです。配当面を加味にして1-5=流と1-6=流で手広く狙っていきます。

続いて、準優・10レースの展望です。メンバーは、①徳増秀樹峰竜太白井英治森高一真桐生順平篠崎元志。気迫に満ちたレースっぷりで予選を勝ち上がった徳増選手が、一気に他の選手を突き放す公算が高いと見ています。相手は、2コースの峰選手と3コースの白井選手が気合で激突すれば、森高選手に展開の利があると?

それでは、準優・10レースのフォーカスです。ズバリ、1-4=流の8点で絞っていきます。

そして、最後の準優・11レースのメンバーです。①篠崎仁志毒島誠新田雄史井口佳典永井彪也瓜生正義。激戦に次ぐ激戦の中、仁志選手が予選トップ通過を果たしました。SG初制覇に絶好のチャンスが巡ったことは言うまでもありません。2号艇に毒島選手がいることはプレッシャーがかかるものの、持ち前の勝負強さで優勝戦の1号艇を狙います。相手は、追走の形で迫る毒島選手。ここは安くても、1-2-流で勝負します。ただ、穴を狙うなら、毒島選手の頭から2-4=流と2-5=流を少々押さえてみると、思わぬ高配当に出会うことも十分考えられます。

小林習之

1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。