~実況アナの穴目八目~

{{ good_count }}

この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。

前本泰和

地区選手権は、近畿・関東・四国で既に覇者が決まり、残す3地区の優勝戦も明日から続々と行われます。

それでは、今回はBOATRACE宮島で開催されているGI「第63回中国地区選手権」の優勝戦展望をお送りします。

優勝戦メンバーは、①前本泰和上平真二茅原悠紀吉村正明村松修二渡邉和将。準優勝戦はイン逃げ3連発という結果となり、シリーズで好調なメンバーが優出したことになりました。

予選⇒準優勝戦と抜群の安定感を見せつけた前本選手。2大会ぶり3度目の中国地区選Vに王手をかけることになりました。イン戦の的確さには定評があることと、地元水面の利が追い風になることを加え、万全な体制で優勝戦を迎えることになりそうです。

相手としては、絶品のコーナーワークで前本選手に迫る茅原選手。2日目の瀬戸内英雄ドリームを5コースからのまくり差しで制したパワーは、脅威になってくる筈です。私は、前本選手と茅原選手のV争いに絞られると読んでいます。

また、前本選手と茅原選手に挟まれる上平選手は苦しい展開が予想されるだけに、茅原選手の外になる吉村選手や村松選手に勝負圏のチャンスが巡ってくる可能性も十分あります。

それでは、フォーカスです。1=3-4と1=3-5を本線に、1-4-3と1-5-3の2点を押さえに推奨します。

なお、次回の「実況アナの穴目八目」は、BOATRACE唐津GI「第66回九州地区選手権」の優勝戦展望をお送りします。

小林習之

1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。