~実況アナの穴目八目~

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山田祐也

波乱の目立ったBOTARACE戸田GI「第65回関東地区選手権」。今日の優勝戦は、大外枠だった熊谷直樹選手の前づけに臆することなく、永田秀二選手がインからコンマ01の際どいスリット戦でGI初制覇を果たし、ボートレースクラシックの出場権を獲得しました。それにしても、私が推奨した佐藤隆太郎選手はカドの3コースにしながら、スタートがコンマ28…。う~ん、なかなか予想はうまくいかないですね。

それでは、今回はBOATRACE丸亀で開催されているGI「第63回四国地区選手権競走」の優勝戦展望をお送りします。

優勝戦のメンバーは、①山田祐也片岡雅裕中岡正彦重成一人近江翔吾西野雄貴。GI初優出は、徳島支部の2選手&近江選手。悲願のGI制覇を目指すのが中岡選手。見どころ満載の6強対決になりました。

オール3連対でGI初の予選トップ通過を決め、準優勝戦も持ち前のイン速攻で他を寄せ付けなかった山田選手。四国ナンバーワンレーサーになる絶好のチャンスが巡ってきました。準優の再現を狙って、一気にケリをつけたいという思いが強いはずです。隣に片岡選手がいることも、逃げの形が作りやすいことも大きなアドバンテージになります。関東地区選の永田選手に続き、GI初優出・初優勝する可能性がかなり高いと私は読んでいます。

小林習之

1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。