選手数は絶妙

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昨日(12日)開催があったレース場は11場で、うち発生したフライングは全場で1件のみ。運営側にとっては比較的平穏な日だったと言えるだろうか。

もちろんフライングは発生しないに越したことはない。ただ、そんな日は、例えば5月1日以降だと18日間だけで、ほぼ1割程度。ファンの皆さんの実感も、大体それくらいの感じ、ではないだろうか。

8月下旬の当欄で、8月はフライングが多いとお伝えしたが、結局、1ヶ月間で138件が発生しており、7月を30件以上、上回ってしまった。やけに集団フライングが多かったことも影響したのだろう。ただ運営側にとっては魔の夏場、ということになるか。

この選手たちは今月末以降に順次フライング休みが待っている。最終斡旋日の違いでまったく同じ時期のF休みということにはならないのだが、同じ頃に休まなければならないのは間違いない。

ちなみに今日現在、フライング休みとなっている人数は103人。7月に発生したフライング件数とほぼ同じ数字だ。5月のF件数は122件、6月だと113件、これは、当たり前だが常時100人~130人がF休みということを意味する。

加えてケガや産休などで今期に入って出走実績がない選手は25人。また、出走実績はあったとしても10走に満たず、ほぼ稼働状態にない選手も20名ほどいる。

どういう経緯で決まったのかは分からないが、現在の選手数は約1600名。しかし、実際に走れる選手数というのはその9割、1450名前後ということになる。仮に全場で一斉に開催があったとしても選手数は約1000名前後で事足りるので問題はないが、改めて計算すると、現在の総選手数というのは絶妙な数である、と言えるのかもしれない。