~実況アナの穴目八目~

{{ good_count }}

この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。

若林将

<!--

若林将】-->

前回のコラムでもお伝えしましたが、BOATRACE鳴門のマクール杯は準優勝戦が今日行われ、優勝戦進出の6選手が出揃いました。

それでは、今回のコラムは、私・小林アナのBOATRACE鳴門「マクール杯競走」優勝戦展望をお送りします。

優勝戦メンバーは、①若林将中村有裕篠崎元志星野太郎堀本和也宮崎奨。予選で減点もあって、苦戦を強いられていた篠崎選手が準優勝戦で意地のまくり差しで1着を獲り、鳴門のファンが歓声をあげる場面も見られました。篠崎選手が優勝戦の3号艇で登場することになり、見応えがさらに増した優勝戦となったことは言うまでもありません。

ただ、安定感は内枠の若林選手と中村選手にかなりの分があります。機力面でも上位級を保持していて、V戦線の主導権争いは若林選手vs中村選手というのが、私の見解です。篠崎選手は風が追い風コンディションになって、中村選手が仕掛けるシーンがあった時に、チャンスが生まれてくると読んでいます。

一方、外枠で気になるのが優勝戦で5号艇になった地元の堀本選手。熟知している地元の水面で、変幻自在に舟券の一角に絡む可能性は十分秘めています。

それでは、鳴門マクール杯優勝戦の狙い目です。頭は、若林選手の逃げと中村選手の自在な攻め立てを五分の評価と見ます。そして、地元の堀本選手の2着・3着を軸にして、1-5=流、2-5=流を本線に推奨します。そして、中村選手が2コースから仕掛けた場合の篠崎選手の浮上という展開で、3-2-流と3-流-2を穴目としてフォーカスに挙げておきます。

ちなみに、今開催で注目モーター・50号機を引き当てた角山雄哉選手でしたが、18日はインから6着と大敗しました。したがって、最終日はやや評価が下がると見ています。

角山選手の最終日は、4レース・4号艇&8レース・6号艇の2回走りです。私・小林アナの高配当の使者として、角山選手を再度お奨めします!!

小林習之

1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。