124期の評価はいかに?

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124期のデビュー節成績については先日お伝えした。その後、すでに2節目を走り終わった選手もおり、いよいよ本格的なレーサー生活に入っているわけだが、これまでの昨日(11日)までの成績をまとめてみた。

●124期の成績(11日現在)

選手名勝率出走1着2着3着
末永和也3.215112
佐藤航2.45001
前田翔2.3813001
本村大26001
為本智也1.717000
中島航1.569000
高憧四季1.58000
篠原飛翔1.437000
篠原晟弥1.4212000
滝沢崚1.45000
上原健次郎1.388000
野見山拓己1.3517000
山川波乙1.2516000
生田波美音1.2512000
吉田杏美1.2114000
石原光1.147000
鈴木慶太1.147000
浦野海1.147000
大石真央1.119000
柳瀬幹太1.119000
大澤誠也17000
中島秀治19000
中村栄治17000
生方靖亜18000
一色凌雅0.676000

女子で大きな期待を集める生田波美音(東京)が8日に鳴門でフライングを切ってしまった。生田は艇界最年少の16歳という若さだが、養成所では勝率6.45、優勝も2回で教官の評価は極めて高かっただけに、デビュー2節目でのフライングは少々もったいない。

生田の他にフライングを切ったのは一色凌雅(愛知)。勝率が1点を割るというのはなかなかないケースだが、これは6走してフライング1回、転覆1回、6着4回のため(6着の着順点は1点。勝率は合計着順点÷出走数で算出)。

ここまで水神祭を挙げたのは末永和也(佐賀)ひとり。末永は養成所チャンプで訓練中の勝率もトップと124期で最も注目されている選手。2着1回、3着2回とすでに4回の舟券絡みもあり、勝率は3.20と「破格」の成績を挙げている。3.20が破格?と思うかもしれないが、今の新人で勝率3点オーバーは相当なものだ。

1期前の123期を見ると、デビュー期は全24人で水神祭を挙げたのは3人のみ。トップ勝率は前田滉で3.00。2位が西岡成美で2.23。さらに2点オーバーはこの2人を含めても4人しかいない。あとの20人は勝率1点台だった。122期のデビュー期は3点台はゼロで、2点台が4人。つまり、デビュー期での勝率3点オーバーは、かなりの潜在能力を持っていると判断できる。