好調選手や有力選手のF、相次ぐ

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この1週間(5月15日~21日)は、近況好調選手や有力選手にスタート事故が相次いだ。

5月15日は児島の10Rで喜井つかさ浜田亜理沙勝浦真帆による3艇の集団F。このレースは準優勝戦だったため、休み明け3ヶ月は女子戦から除外される。なかでもレディースチャンピオン出場圏内につけていた浜田は、同レース除外となり、まさに痛恨の勇み足となった。

同じく15日、GⅡの江戸川2日目10Rで山田雄太若林将野中一平がフライング。こちらも3艇による集団F。若林は1月の同地周年でGI初優勝しており、今回はドリーム戦にも選ばれていた。野中は同地でデビュー初優勝するなど、相性は申し分なかったが、気持ちが前に出過ぎたか。

17日の三国8Rでは四国地区選手権でGI初優勝した河野大がF。地区選優勝で出られるはずだったクラシックもF休みで棒に振ったが、またしてもFを切ってしまった。現在発売中の本誌マクール6月号「今、狙える選手に訊く」に出ている河野だが、前回のF休みの過ごし方をこう答えている。

「F休み中もこれまではただ遊んでいる感じだったんですけど、トレーナーさんをつけて筋力トレーニングをするようになりました。僕はそもそも筋力がなかったので、まずは全体的な筋力を底上げして、食事管理も始めました。こうやってひとつひとつ変わって、さらに上を目指していけるように。諦めずに取り組んでいきます!」

今回の休みは7月に待っているが、どういうふうに過ごすのだろうか。

18日の常滑8Rでは曾根孝仁、大古場貴、中野和裕吉田俊彦前田滉による5艇Fが発生し、レース不成立となった。同節は4日間開催で予選は2日。唯一生き残った越智照浩は、このレースは出走回数に含まれず、わずか2走の成績で予選が終了。3、3着で準優勝戦に進出するという珍事が起きた。

18日の江戸川GⅡ準優勝戦10Rでは1号艇の齊藤仁がFをした。GI・GⅡ準優勝戦でのFは、休み明けから3ヶ月記念へ出場できなくなる。

18日の戸田10Rでは吉田凌太朗がフライングを切った。吉田といえば、先日の蒲郡GW開催で優勝し、福岡泉水との結婚を発表。公私ともに充実している矢先での事故となってしまった。

そして絶好調といえばこの二人、山口達也塩崎桐加もFを切ってしまった。山口は19日のびわこ12Rで三宅潤吉川喜継北川太一との4艇F。塩崎は21日の大村9RでFを切った。山口は1月から2月にかけて16連勝をマークし、今年は早くもV5。峰竜太と前期最高勝率を争ったほどの好調ぶり。