馬場貴也のVラッシュはどこまで続くか

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馬場貴也】<!--

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戸田クラシックで好素性機を手にした馬場貴也だが、3日目を終わった時点で得点率19位タイとまだリズムに乗り切れていない。初戦の5着が「痛手」で、その後は1、3、2、4着と巻き返してはいる。シリーズ後半は、2019年に入って絶好調が続いている馬場の底力が見られるか。

馬場の今年の優勝はすでに4回(優出5回)を数える。3月中旬で4回の優勝はかなりのハイペースで、遡ってみると、2014年に中澤和志、2011年に赤岩善生がそれぞれ同様にこの時期までに4回の優勝をしていた。中澤はその後、優勝はなく年間V4で終わったが、赤岩はV9まで優勝回数を伸ばし、2011年の優勝回数で1位に輝いている。果たして馬場はどうなるか。

優勝回数をさらに積み重ねるには、どうしても一般戦の斡旋が多い方が有利となる。その点、馬場の場合、今年はSG参戦を含めて記念メインの斡旋になりそうなので、赤岩ほどのV数を期待するのは難しいか。

クラシックの出場権などメリットはあるものの、優勝回数で表彰されることはなくなった。平成7年までは「最多優勝回数」が表彰されていたのだが、平成8年から「最多勝利選手」に変わった。

馬場も出るシリーズ全て、優勝を狙って走っているだろうが、年間最多優勝はそこまで意識はしていなかもしれない。それでも勝手ながら年間V数をどこまで伸ばすかに注目はしてしまう。

その中にSG優勝も含まれればさらに価値は高い。クラシック後半戦も目が離せない。