碧南合宿、参加選手たちのその後~前編~

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本誌マクール3月号では、「碧南3days 長嶋万記主催選手合宿 高め合う 濃密52時間に密着」と題し、1月16日から18日まで2泊3日で碧南訓練所で行われた選手合宿の様子をお伝えしている。その練習に参加した選手は総勢16名。選手たちのその後を前後半に分けて追ってみよう。

細川裕子

浜名湖AL 25413F443

常滑 46141664

浜名湖地区選 3345(帰郷)

若手への指導もしつつ、練習の中で「閃いた」という乗り方に挑戦し、「自分のための練習」も欠かさなかった細川。成績だけを見ると散々だが、以前とは旋回の雰囲気が明らかに変わった。そのターンが完成した時が本当に楽しみだ。

長嶋万記

浜名湖AL 434112351失32

常滑 35432556

浜名湖地区選 53543432失

合宿の主催者である長嶋だが、成績的には苦戦している。こちらも細川同様、レースの中で新たなことにチャレンジしている雰囲気がある。今は結果に結びついていないが、それを自分のものにしたとき、SGでも互角に戦えるはずだ。

松下一也

徳山 164322112⑤

唐津 3441224131351

浜名湖地区選 451445566

こちらも指導者的立場で参加したが、自身のトレーニングなど目的意識もはっきりしていた。練習参加直後の徳山で優出。唐津でも予選突破するなど、充実の近況となっている。

白石佳江

浜名湖AL 556365625

宮島W 3562145666

期別勝率でも低迷が続く白石は、今期勝率2.80と苦しいが、宮島でまくって1着を取るなど、舟券絡みの機会も以前より増えた。練習参加後の2節の勝率は3.21とまさにこれからが正念場。

塩崎桐加

丸亀W 141211421⑥

宮島W 611461333④

浜名湖地区選 512142641

練習参加で大化けしたと言ってもいいのが塩崎。地区選では女子で唯一準優に乗っただけでなく、その枠は2号艇。最終日の特別選抜戦でのまくりも見事で、旋回のキレが素晴らしい。今年は「12人入りを目指している」と言っているように、目標を年末に見据えている。

竹野未華

宮島W 532562665

本誌副編集長の三吉が「この選手がB2級なのは信じられない」と首をかしげるほどレベルの高いターンをしていた。宮島では白星こそ飾れなかったが、3度の舟券絡みをするなど、見せ場を作っていた。今後も追いたい一人だ。

島田なぎさ

戸田 1165644

宮島W 515

常滑 465353

体調が万全でないため、水面での練習はしなかったものの、メンタルワークを中心に参加。その効果か、直後の戸田混合戦でいきなり連勝。まだ本調子ではないようだが、ブレイクのきっかけはつかめたのではないだろうか。

田中宏樹

下関RS 1254241446

江戸川 541363446

同期の大山千広入海馨と参加。勝率4点台とは思えない旋回の鋭さを見せていた。合宿後の下関ルーキーシリーズでは11月芦屋以来の予選突破を果たすなど、結果を出した。