減量の“四大敵”

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51kgが最低体重となっているボート選手にとって、減量は大敵だ。選手に聞くとその“大敵”は、主に次の四つに集約される。

①高身長

まずは身長が高いこと。これが体重に及ぼす影響が最も大きいと選手は口を揃える。最近は若手選手の平均身長が高くなり、170cmを超える選手も急増しているが、ひとつの基準は172cmだという。ベテランの域に入っても白井英治(173cm)や原田幸哉(172cm)のように、長身でもトップクラスの選手もいるが、彼らは長年の努力でキープしている例外的な存在。無理な減量は体を痛め、長続きしない。最近の若手では、174cmの長身ながら新期に初A級をつかんだ前田篤哉(120期)が注目されている。