もっとも売り上げた周年は?

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昨日、年次売上をお伝えした中で、SGとプレミアムGIの売上について触れた。これらのレースは毎年開催場が異なるので、レース場にとっては言わばレゼントのようなもの、毎年期待できるものではない。レース場にとって、毎年、一定の大きな売上を期待できるのは、何と言っても周年記念だ。では、大体いくらくらい売れるのだろうか。

2018年に開催された周年レースの売上ベスト10は以下の通り。ただ、江戸川など18年中に周年を開催しなかったレース場もあるのでその点はご注意を。

競艇場 タイトル 日付 節間売上げ

競艇場タイトル日付節間売上げ
桐生赤城雷神杯2018/09/116,994,487,400
蒲郡オールジャパン竹島特別2018/03/306,734,247,100
若松全日本覇者決定戦2018/11/066,488,165,500
住之江太閤賞2018/04/125,908,960,400
下関競帝王決定戦2018/06/145,798,006,900
丸亀京極賞2018/06/055,762,649,300
戸田戸田プリムローズ2018/03/045,645,407,900
徳山徳山クラウン争奪戦2018/02/045,593,577,800
唐津全日本王者決定戦2018/01/295,524,341,500
平和島トーキョー・ベイ・カップ2018/01/235,427,224,700

やはりナイター場は周年売上も大きい。上位6位まではすべてナイター場だった。その中でベスト10に食い込んだ昼間開催レースは、いずれも1月から3月にかけて開催されたもの。この期間は、3月のクラシックまでは全国発売レースがなく、またいずれもGIとしては単独開催であったことが大きかったのかもしれない。

1位となった桐生は、18年は8月にレディースチャンピオンも開催しており、8、9月のGIだけで150億円近くも売り上げたことになる。また、周年の売上では4位だった住之江は10月に高松宮記念を行っており、こちらの売上が約68億円で、全体の2位に匹敵する金額だった。

年間で23レース開催された周年のうち、13開催は売上50億円を超えた。また、40億円を下回った開催はゼロ。なお、今年の周年レースは1月15日の芦屋、全日本王座決定戦(66周年)からスタートする。