渡邊伸太郎が4年連続のマスターズ切符

{{ good_count }}

この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。

渡邊伸太郎

<!--

渡邊伸太郎

-->

今日18日、徳山で行われたマスターズリーグ第9戦で渡邊伸太郎が優勝、来年4月に宮島で行われるマスターズチャンピオンの出場権を獲得した。渡邊にとってはこれが今年の初V、自身通算28回目の優勝となった。

渡邊のマスターズチャンピオン出場は、4年連続4回目。勝率での出場権争いでは現状6.30、チャンスがなかったとは言えないがかなり厳しい状況ではあったので、ホッと一安心の優勝だったことだろう。

勝率によるマスターズの出場権争いは、出場資格が45歳以上となった18年から断然にハードルが高くなったのはご存知だろう。資格が48歳以上だった17年までは、ボーダーは5点台の半ばがほとんどで、最も高かった17年でも5.97と6点には届いていなかった。ところが今年18年のボーダーはなんと6.54、最終的には繰り上がり等で6.48まで下がったものの、それ以前とは全く別物、という感じになった。

今年(18年)の場合は有資格者がどっと100人前後も増えたので、ボーダーの急上昇は当然と言えば当然だった。しかし来年の有資格者の増加は30人程度なのに、ボーダーの方はさらに上がって現在は6.55にもなっている。これは昨今の、40歳を過ぎてから再び覚醒する中堅ベテラン選手、その多さもひとつの理由ではないか。

来年(19年)大会で有資格者となる主な選手は、濱野谷憲吾上平真二鳥飼眞、山崎智也、武田光史海野ゆかり佐々木康幸ら。これらの選手は今のところ勝率で出場圏内につけている。一方、同じく有資格となりながらも村田修次西村勝荒井輝年らはボーダーに届いていない。

出場権争いの対象となるマスターズリーグは残りあと1戦。斡旋メンバーに前記の新資格者の名前は見られないが、ボーダー下位組にとっては来年1月17日から津で行われるマスターズリーグが一発逆転の最後のチャンスだ。