~実況アナの穴目八目~

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今井美亜

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今井美亜】-->

「GI北陸艇王決戦」に次いで、BOATRACE三国ではボートレース界初開催の男女団体戦「ボートレースレディースvsルーキーズバトル」と全国のファンからの注目を浴びています。そして、準優勝戦までが終了し、優勝戦のメンバーが出揃いました。

それでは、今回も私が実況を担当している小林アナの「ボートレースレディースvsルーキーズバトル」の優勝戦展望をお送りします。

まず、優勝戦メンバーは、①上條暢嵩今井美亜三浦敬太日高逸子梅木敬太竹井奈美。10月の企業杯「GⅢスズキ・カープラザカップ」に次いで、上條選手は三国連続Vに王手をかけることになりました。ドリーム戦から4連勝を飾り、シリーズ序盤から主導権を握ってきた流れで、一気に押し切っていく可能性は高いと私は見ています。

しかし、今回の上條選手のモーターは、仕上がりの面で万全とは言えません。準優勝戦でイン逃げを決めましたが、スタートで後手を踏んだことで、優勝戦への不安は残りました。そうなると、ここ一番の勝負強さが魅力の今井選手や攻めの一手で勝負に出る三浦選手が生きてきます。本来なら、上條選手の頭を軸に狙い目を推奨したかったのですが、私の見解は想像以上に混戦模様になるということです。加えて、北陸艇王決戦のVモーター「51号機」を操る梅木選手のパワーは、初優勝の可能性まで感じさせる雰囲気を漂わせています。

小林習之

1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。