注目度アップ、バトルトーナメント

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年明け後の注目レースというと、「ボートレースバトルトーナメント」。1月12日から14日までの3日間開催で、4回目の舞台は“日本一の静水面”としてもおなじみの多摩川だ。

出場選手は例年通りオールA級(A1級24名、A2級24名)の男女混合戦。SGタイトルホルダーはV6の井口佳典石野貴之を筆頭に16名、合計41V。今年グランプリに出場する守田俊介白井英治赤岩善生桐生順平も登場する。

GIタイトルホルダーはV15の田中信一郎をはじめ22名(SGとの重複含む)、合計134V。女子はクイーンズクライマックスに出場する長嶋万記細川裕子、レディースオールスターファン投票中間順位トップだった大山千広、バトルトーナメント初代覇者の今井美亜など8名。そしてA2級は若手の成長株が多く、トップレーサーに挑戦する。

この大会は実力もさることながら、選手たちの運も試されるシリーズである。というのは、いつものボート・モーターだけでなく、枠番や勝ち上がりも抽選によって決まるから。例年、実力では劣るA2級の選手が運の要素を絡めて、1~2人はファイナル入りしている。

オールA級のレースというと、GⅡがそれにあたるが、GⅡ以上に豪華なメンバーが集まった。レースグレードは一般競走で、優勝賞金は100万円だが、数多くの副賞が出る上、今回から優勝すると年末に新設されるプレミアムGI「ボートレースバトルチャンピオントーナメント」の出場権が与えられることになり、このレースの価値も一層高まった。新設レース出場切符第一号を手にするのは誰だろうか。