裏路線でGP目指す強豪

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白井英治

ダービーが終わり、チャレンジカップ(CC)の出場選手も確定した。ただし今年は賞金ランキングの上位、あるいは18位のボーダーが射程圏というランクに、CCに出場しない選手が多い。そのためにグランプリの出場権争いはまだまだ混迷状態。CCは不出場でも、11月のGI・GⅡが4レースも残っている。

実際に10月もダービー不出場の選手が何人もGI・GⅡで大活躍して、賞金ランクを大きく上げた。11月もまた、CC前のレースの頑張り次第ではグランプリ出走権を手に入れられる選手も少なくないのだ。

CC不出場の主な顔ぶれを、10月29日現在の賞金ランクと合わせてピックアップしてみよう。

2位 白井英治 ¥89,554,000

7位 吉川元浩 ¥71,932,000

12位 寺田祥 ¥55,451,000

13位 新田雄史 ¥54,764,146

21位 徳増秀樹 ¥49,073,000

22位 太田和美 ¥47,457,000

23位 瓜生正義 ¥47,257,000

26位 中田竜太 ¥45,942,000

38位 磯部誠 ¥37,990,000

39位 山田康二 ¥37,849,000

46位 萩原秀人 ¥36,065,500

48位 仲谷颯仁 ¥35,785,000

2位の白井は既に当確だが、7位の吉川は何としてもベスト6に入りたいところ。13位の新田は少し稼いでおかないと下位に抜かれる危険性あり。逆に21~26位の各選手は、18位までの賞金が微差なので、GI優勝がなくとも追いつく可能性は十分。38位の磯部以下は一発優勝が欲しいところだ。

なお11月の主なレースは以下の通り。これらのレースにおける上記選手たちの勝負駆けは、大いに注目したい。

1→6日 若松周年(GI)

2→7日 徳山周年(GI)

10→15日 鳴門ダイヤモンドカップ(GI)

11→16日 大村MB誕生祭(GⅡ)

20→25日 芦屋チャレンジカップ(SG)