出走を重ねることの重要性

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細川裕子

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細川裕子】-->

8月は異例のフライング多発となったが、9月に入ってからの発生件数はやや落ち着いた感もある。それでも月の半ば15日現在で、F件数は55とまだ少し多めのペースではある。期末も近くなってきており、勝負駆けに挑む選手も増えてきている。

また、年末に向けて男女ともに賞金争いも佳境に入ってきており、レースでは攻める姿勢も大事である一方で、フライングを切ってしまうと賞金上積みの機会を逸してしまう。今の時期に切るとチャレンジカップがF休みに引っかかってしまう可能性が高い。

9月14日に常滑でフライングを切ってしまった細川裕子がそれにあたる。細川はスタートは早くないタイプであまりフライングを切る方ではなく、今回のFは2016年12月以来約2年ぶり。現在、女子の賞金ランクでは7位につけているが、レディースチャレンジカップはF休みでアウト。今後は3節走って休みに入るが、この3節で少しでも賞金を上積みさせておきたいところ。

クイーンズクライマックス出場はコツコツと賞金を稼ぐことが意外と重要。女子戦で、一発で大きく賞金を上乗せできるのはレディースチャンピオンくらい。次にレディースオールスターで、ほかはオールレディースかヴィーナスシリーズでコンスタントに稼ぐことがメインとなる。となると、いかに上位級の選手でもフライングによる1ヶ月の休みは大きく響いてしまうことにもなる。