お盆開催よりペラの「逆打ち」解禁

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お盆開催よりプロペラ調整のいわゆる「逆打ち」が解禁された。これまで禁止行為だった逆打ちとは、修正台にプロペラを逆向きでセットして叩くこと。この解禁によって、今後何が起きるかは注意深く見守る必要がある。

逆打ちの利点はペラの動かせる幅が広がること。また、短時間で一気にペラの形を変えることも可能になるので、選手にとっては「時短」にも繋がる。これによって、気配が急に一変する選手が出てくる可能性はある。1日がかりだった作業が半日、あるいは数時間で済むことになるかもしれない。

ファンにとってはどうだろうか。急激に気配が変わってもらっては困るという側面もあるはず。エンジンが出ていないと思っていた選手が急に噴くなんてことになると想定外にもなり兼ねない。そうなると直前の展示を見ることは必須になってくる。

すでに浜名湖ではお盆開催が始まっている。逆打ちの効果かどうかは分からないが、例えば重野哲之を見ると初日に6コースからまくって勝っている。重野の引いたエンジンは2連対率で下から2番目の低調機で前検タイムも平凡だった。しかし、初日の展示タイムは6.62のトップ展示を計時している。前検から比べて急激な気配変化と取れなくもない。