土屋千明インタビューこぼれ話

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現在発売中の本誌マクール8月号では桐生レディースチャンピオンの特集号として、地元の土屋千明のインタビューを掲載している。そこには入りきれなかったこぼれ話をいくつか紹介しよう。

5月の桐生オールレディースでついに初優勝を手にした土屋。そのレースに臨むにあたっての気持ちを聞いた。

土屋「前期末は事故パンで本当に苦しくて、思わず『もうどうやってレースしたらいいかわかんなくなっちゃった』ってボヤいちゃったんですよ。そうしたらある先輩に「もう、忘れろ!」って言ってもらって。それが自分の中ではすごく響いたんですよ。前期までのことは忘れて、新たな気持ちで頑張ろう!って。桐生の前は公私ともに、周りにかけてもらうコトバが心に響くものが不思議と多くて、今思うとすごくいい流れで迎えられたと思います」

初優勝するまでに30回の優出を経験しているが、自身が思う惜しいレースとは?

土屋「09年の住之江と10年の若松。どちらもエンジンが出ていたし、展開的にもチャンスがあったり、頭に立って抜かれたり。やっぱりこれだけ優出して、優勝していないというのは自分の中にあったし、1号艇もない。1号艇だから優勝できるというわけではないけど、1号艇で優出したいというのは、今、強く思っています。吐くくらい緊張するなんて聞くけど、どれほど緊張するのか。それを味わってみたいですね。それが王座だったら?大変ですよね(笑)。あんなに普段落ち着いている平山智加ちゃんが、初優出の時は心ここにあらずって感じでしたからね。