泳げない細川裕子が水神祭
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【細川裕子】<!--
【細川裕子】-->
7月11日に発売したばかりの本誌マクール8月号「工藤浩伸の酒場交遊記」では、細川裕子、水野望美、深見亜由美、出口舞有子、清水さくら、中北涼などの愛知の女子選手たちが大挙登場している。そのなかでこんなやり取りがあった。
工藤:(細川裕子が)意外にかわいいところがあるんやなって思ったのは、水神祭のときに泳げないからカポックを着させてくださいってお願いしてて(笑)。あの姿を見てからは見方が変わった。
水野:泳げないと転覆した時とか、こわくないですか?
細川:こわいよ。でもカポックを着ていればとりあえず浮くから…。
工藤:まだ泳げないの?
細川:泳げないです(苦笑)。でも浮くコツはわかってきました。もう水神祭はないでしょ。
工藤:いや、SGでやらな。オーシャンカップへの出場が決まったでしょ。SG初出場、おめでとう!
細川:ありがとうございます。SGの水神祭ならしてみたいですね。正直に言えば出られるとは思っていなかったです。
これぞ有言実行!? 細川裕子は2日目の2R、1号艇で登場。1マークで逃げ態勢に持ち込んだが、仲谷颯仁がまくり差してバック併走。2マーク冷静に差して、仲谷に競り勝ち、3走目でSG初1着を挙げた。
ゴール後の勝利者インタビューでは、SG初1着がとにかく嬉しくてたまらない様子。終始ニコニコしていた。
そして肝心の水神祭。細川はカポックを着て登場すると、三井所尊春にお姫様抱っこで抱えられ、そのまま水面へザブーン! ちなみに三井所は同じ2Rに出走し、3号艇で容赦なく3カドに引いて攻めたが、陸の上では頼もしい同期。泳げない同期を想って三井所が漢気を見せた、のかもしれない。
ひとまず細川はカポックと同期の助けもあって、溺れることなく、無事SG初1着の儀式を済ませることができたのだった。