~実況アナの穴目八目~

{{ good_count }}

この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。

田村隆信

<!--

田村隆信】-->

今年最初のナイターSGということで、連日賑わいを見せているBOATARCE若松。SG「第23回オーシャンカップ」は予選4日間が終了し、いよいよ明日(15日)準優勝戦が行われます。

そこで、今回の「実況アナの穴目八目」は、私・小林アナのオーシャンカップ準優勝戦の展望をお送りします。

まず、準優・9レースの展望です。メンバーは、①吉田拡郎飯山泰田村隆信魚谷智之岡崎恭裕田中信一郎。進入はいつもなら6号艇の田中選手の動向が気になりますが、今回は123/456の枠なりで落ち着きそうです。ポイントは、予選終盤に4着・4着とややリズム下降の吉田選手を軸に出来るか?です。

私は、このポイントについては、1号艇としての万全な評価が危険な気がします。むしろ、センター枠の3号艇・田村選手と4号艇・魚谷選手の底力をここ一番に発揮されて、波乱の可能性を秘めていると予感します。フォーカスは、3=4-流、3-流-4、4-流-3と高配当狙いを推奨します。

次に、準優・10レースのメンバーは、①中田竜太土屋智則毒島誠羽野直也坪井康晴徳増秀樹。ここも、進入は枠なりの3対3から狙い目を探っていきます。

ここは、首位争いはインの中田選手とカド想定の羽野選手の激突が必見です。そして、機力面で大外枠になっても侮れないのが徳増選手。イン逃げでも、カドから自在な攻めが繰り広げられても、徳増選手が2着・3着争いの一角に食い込んで、美味しい配当が飛び出すという見解です。フォーカスは、1-6-流、1-流-6、4-6-流、4-流-6の16点で幅をもった狙いで勝負です。

そして、最後の準優・11レース。①峰竜太丸岡正典石野貴之馬場貴也山田康二寺田祥。進入は枠なりの3対3で収まりそうです。ここは、オーシャンカップ連覇に照準を絞った峰選手が、一気に敵を寄せ付けない逃走体制で、優勝戦のポールポジション枠を掴み取る可能性は相当高いと断言できます。

むしろ、2・3着争いは大接戦で、残り1枚の優出切符を巡る戦いは、かなりシビアになりそうです。そこで、配当面を期待してのフォーカスを8点。1-5-流と1-6-流に絞って、ラストの準優の予想を締めておきます。

なお、次回の「実況アナの穴目八目」は、SG第23回オーシャンカップ優勝戦についてお送りします。

小林習之

1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。