劣等女子訓練生も努力次第で…

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小野生奈

先日終了したオールスターで、予選得点率4位、2年連続で準優入りした小野生奈。今や混合戦に最も強い女子選手といっても良いだろう。

さてこの小野だが、103期の訓練生時代は劣等生だったことは、女子戦ファンの一部では有名だ。確かにリーグ戦成績は3.40でブービー勝率だった。しかしながら、実は女子選手の場合、訓練生時代に成績が不振でも、その後大きく成長して一流選手になる例が少なくないのだ。最近の例を挙げてみると…

95期・藤崎小百合…3.88

98期・松本晶恵…3.83

100期・川野芽唯…3.93

102期・遠藤エミ…3.92

な、なんと! 最近3年の賞金女王は全員、訓練生時代の勝率は3点台だった!! 中には平山智加のように、やまと学校在校時から7点近い勝率を叩き出していた女子もいたが、こちらはむしろ例外だ。

この傾向は、女子選手の場合、デビュー以降女子戦が数多く組まれて実戦経験を積み、さらに勝率的にも比較的恵まれる状況になるのもひとつの要因だろう。史上3人目の女子SG優出は、この小野と遠藤、さらに松本らの"かつての劣等生組"でも競って欲しいものだ。