渡邉英児が12年前に語った夢

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渡邉英児

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渡邉英児】-->

福岡で開催された「第19回マスターズチャンピオン」で優勝した渡邉英児。優勝戦の1Mでは今村豊も対処できなかったほどのうねりがあったが、渡邉自身もキャビりながらもこれをなんとかこらえ、19年8ヶ月ぶりのGI優勝を決めた。90年以降の記録としては間隔が最も長かった久々の優勝だ。次に間隔が長かったのは、野添貴裕が今年2月の近畿地区選で決めた18年11ヶ月ぶりの記録。

優勝インタビューで渡邉は、この長かった間隔について「浜名湖周年を勝ったときは、そのあとも簡単に勝てると思っていた。それがこの体たらくですから。まあ、僕はサラリーマンレーサーで、スタート無理せず、追加もどんどん走って稼ぐみたいな…」といった自嘲気味のコメントさえ出ていた。正直な人なのである。

語ったことを裏付けるようなデータは確かにある。たとえばフライングは27年間で18本、過去5年ではわずかに1本。スタートタイミングも昨年17年こそコンマ15だったが、それ以前はずっとコンマ17から20を続けていた。とはいえ渡邉はデビュー7期目にA級に上がって以来、その位置をキープし続けている。しかもA1、A2に分かれたあとはその直後と15年後期を除いてずっとA1級だ。これで「サラリーマンレーサー」を自称するのは、ちょっと無理? まあ、派手な成績で目立つことはない、という意味なのかもしれないが。