LA準優Fの3選手の今後

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遠藤エミ

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遠藤エミ】-->

3月10日、速報的にお伝えしたレディースオールスター準優勝戦12Rの3艇F。この件についてもう少し深く解説してみたい。

予選トップ通過でこのレースで1着だったら優勝戦も1号艇が決まっていた遠藤エミ。まさに好事魔多しといったところだが、このFでの休みは尼崎オールスター終了後の5月28日から6月26日まで。昨年はクラシックとチャレンジカップ以外のSGにすべて出場したこともあって、徳山グラチャンの出場をほぼ決めていたが、休みがかかってしまい選考除外に。

また休み明けの6月27日から3ヶ月間、GI・GⅡの出場ができないため、桐生のレディースチャンピオンもアウト。なお、SGや女子戦は問題なく出場できるので、一時的に記念の舞台からは遠ざかるが、現在選考順位20位のオーシャンカップはOK。

大山千広のF休み期間は4月7日から5月6日。休み明け3ヶ月の記念出場停止なので、こちらもレディースチャンピオンに出場できない。オールレディース優勝ですでに権利を持っていただけに、悔やんでも悔やみきれない勇み足となった。また、最優秀新人の候補の一人だが、このFが今後の走りにどう影響するだろうか。

そしてこれが3本目のFとなった平高奈菜。昨年末の丸亀、年明けの宮島に続くFで、先にこのレディースオールスターの出場が決まっていたので、まだひとつも休みを消化していない。そのため30+60+90日の合計180日、半年間、斡旋を辞退することとなった。復帰は9月以降だが、事故率オーバーのためB2級に落ちる。さらに19年前期(18年5月から10月)も出走回数不足になることは濃厚なので、少なくとも来年の6月までは級別はB2級のままとなる。F3のペナルティの重さを改めて感じる。