「荒川健太」出現!?意外に多い名前変更

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荒川健太

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荒川健太】-->

年明け1月に「荒川健太」という選手が“突如”現れ、戸田→宮島と連続優出したのをご存知だろうか。バリバリのA1戦士・高沖健太選手が登録名を変更したのだ。津の正月戦まで旧名で走っていたので、三重の地元ファンでもまだ知らない人がいるかもしれない。

このように登録名を変える選手は、実はボート界では珍しくない。女子選手が結婚をして姓を変更するケースは多いが、男子でも各自の事情や姓名判断で姓を変えたり、姓でなく名前を変える選手もいる。過去の著名選手にも、そして現役選手にも大勢いるので、今回は改名した過去の選手編についてお伝えしよう。以下は『登番・旧選手名→改名後の名前』の順。

・11 鍋島敏宏→鍋島弘

登番1~10は関係者に与えられたものなので、事実上の登録番号第1号の選手からして改名していたことになる。

・1962 南利明→井上利明

大阪の豪勇で、大村21周年の優勝や73年総理杯の準優勝は「南」姓で、85年の笹川賞では「井上」姓で優勝。最近も住之江の場内解説に登場。いまだに声がかかる愛称の「ナンちゃん」は、南姓が由来だ。

・2463 北栄一→石田栄一

北陸のテクニシャンで近畿地区選覇者。現役中に亡くなったのは残念な限り。

・2672 藤高秀則→高山秀則

選手養成所の修了記念競走は36期から開始。その第1回の優勝者が「藤高秀則」で、後の高山秀則。現役時代の実績については説明不要だろう。

・2743 小林正人→玉生正人

「ガッツ玉生」のニックネームでファンも多かった富山の闘将。びわこ39周年優勝など記念でも活躍。

・3100 若山美穂子→若山美穂

鵜飼菜穂子らと同世代で、愛知の女子選手全盛時代を支えた強豪。ダービーにも出場している。

これらはほんの一例で、名前を知られていないレーサーにはたくさんの例がある。近いうちに現役選手の例も紹介しよう。