マスターズ、今月末勝負駆け!

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仲口博崇

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仲口博崇】-->

1月は福岡で行われるマスターズの勝負駆けの月だ。今年のマスターズでは再三お伝えしている通り、出場年齢が48歳以上から45歳以上に引き下げられ、大きく若返りを果たす。それによって顔ぶれが半数以上入れ替わる見込みで、マスターズの雰囲気も大きく変わりそうだ。

ここ数年、マスターズの出場ボーダーは年々上昇傾向にあり、昨年は同大会史上最高の5.97となった。今年は年齢引き下げの影響を大きく受けて、さらにハイボーダーになりそう。1月13日時点では安田政彦の6.56が52位。A1選手でも出場できない選手が多数出そうだ。

上位陣は昨年グランプリに出場した田中信一郎松井繁前本泰和をはじめ非常に豪華。選考勝率トップの吉川元浩はなんと8点に迫る勢いだ。

一方、今月末に勝負がかかる選手の中には熊谷直樹や平石和男仲口博崇らSG覇者の名前がある。なかでも仲口は11月に引退した大嶋一也さんから「博崇、名人戦の勝率が足らんだろ」と言われたそうで、奮起のレースが続いている。本日(14日)まで行われたバトルトーナメントは勝率1点増しで計算されるので、節間4走と少ないながらプラスになったはず。

なかなか高いボーダーで争っているだけに、A1以外の選手は苦しいが、最後の最後に出場のチャンスが残されている。それが1月24日から29日に戸田で行われるGⅢマスターズリーグだ。ここで優勝すると一発で出場権が獲れる。渡邊伸太郎中里英夫西山昇一吉田一郎などはすでにほぼ権利を得ているが、同節の大本命になり得るかといわれると疑問符がつく。

目下ボーダー付近の山一鉄也渡邉英児室田泰史石田政吾新美恵一藤丸光一川崎智幸らに注目だ。