売れに売れた女子レース

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あと2日を残すだけとなったクイーンズクライマックス。売上も好調で、4日目終了時点で53億円あまり、昨年の平和島開催4日目時点の約47億円を大幅に上回っている。このままいけば目標の100億円達成は間違いなさそうだ。

今年も女子レースは売れに売れた。オール女子は全25開催が行われ、トータルの売上は約706億円、ヴィーナスシリーズは12開催で296億円。これにレディースオールスターの55億円、レディースチャンピオン72億円、レディースCCの34億円を加えるとおよそ1160億円、さらに今回のクイーンズクライマックスを加えれば1260億円を超える計算になる。

ボートレースの今年の年間売り上げは1兆2000億円突破が確実視されているが、女子戦はそのうちの1割を大きく超える占有率になる。今年の全開催数はおよそ840開催、うち男女W戦を除く純粋な女子戦は40戦ほど。5%に満たない開催で10%以上を売り上げていることになる。SGやGIを含めての数字なのだから、女子戦がいかに売れているのかがよく分かる。

オール女子、ヴィーナスのリーグ戦は、19億円あまりだった三国ヴィーナスを除いてすべての開催で20億円を超えた。最も売れたオール女子はGWに開催された大村で41億円あまり、ヴィーナスは丸亀で37億円あまりだった。40億に届かなかったGIレースもあるので、もはや女子戦はGI並の売上価値を持つようになったとも言えそうだ。

売上上位10開催は以下のとおり。興味深いのは必ずしもナイター開催が上位を独占しているわけではないこと。マスターズリーグやルーキーシリーズではいずれもナイター開催が上位を占めるのとは様相が異なる。開催時間に左右されない、それだけ固定ファンがついているということの証だろうか。

●女子レース 売上上位10開催
順位レース場売上日程レース名
1位大村4,138,407,100円4/29~5/4全女子
2位丸亀3,999,747,100円11/30~12/5全女子
3位桐生3,805,213,900円12/6~12/11全女子
4位丸亀3,763,436,000円1/20~1/25ヴィーナスS
5位琵琶湖3,762,058,200円8/11~8/16全女子
6位平和島3,185,372,700円8/25~8/30全女子
7位尼崎3,108,961,500円8/18~8/23全女子
8位若松2,939,815,800円6/20~6/25ヴィーナスS
9位鳴門2,939,187,900円5/5~5/10全女子
10位戸田2,927,372,300円10/3~10/8ヴィーナスS