~実況アナの穴目八目~

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篠崎仁志

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篠崎仁志

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チャレンジカップとしてはナイター初開催となった「第20回チャレンジカップ/G2レディースCC」は、ついに26日優勝戦が行われます。そこで、今回はすっかり恒例となりました私・小林アナのSG優勝戦展望をお送りします。

まず、SGチャレンジカップ優勝戦。メンバーは、①毒島誠井口佳典山田康二篠崎仁志桐生順平新田雄史。初日から持ち前の安定感をキープし続けた毒島選手が、優勝戦の1号艇を掴み取りました。

実は、初日の8レースで毒島選手がバックストレッチをごぼう抜きで他艇をに抜き去り、1周2マークを先行ターンした走りを見た時に、「これは、毒島選手がシリーズリーダーになるな」と、私は確信していました。そして、想定通りに予選得点トップに立って、一気に優勝戦のポールポジション枠に座ることになりました。穴党ファンには大変申し訳ないのですが、今回は毒島選手の単不動と言わざるを得ません。

それでは、相手は?になるのですが、2・3着の軸に挙げたいのは、グランプリの出場権に目イチに勝負駆けになる4号艇・篠崎仁選手。予選最終日にややリズムを崩しましたが、準優勝戦はしっかりと自分のレーススタイルを取り戻していました。

そこで、SG第20回チャレンジカップの優勝戦の狙い目は、1-4-流と1-流-4の8点だけにします。今回に限って、穴の狙い目は推奨しないことにします。

一方、GⅡレディースチャレンジカップの優勝戦。メンバーは、①遠藤エミ日高逸子海野ゆかり細川裕子中村桃佳長嶋万記。レディースチャレンジカップ連覇がかかる遠藤選手に大きな注目が集まることは間違いありません。

そこで、私の見解ですが…。ここも、遠藤選手が他を寄せつけない圧勝劇を見せつける可能性が高いと思います。そして、連争いの軸はクイーンズクライマックス出場には2着条件の日高選手にしました。昨年の再現で、最後の最後に日高選手が出場権獲得のシーンを演出して、持ち前の驚異の粘り腰を発揮すると読みました。狙い目は、1-2-流の4点のみにします。

小林習之

1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。