瓜生正義、戦線に復帰するも…

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瓜生正義

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瓜生正義

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瓜生正義が帰ってきた。昨年念願のグランプリを制し、今年も序盤から突っ走っていたが、3月の江戸川と4月の大村でFを切り、F2となった。これにより、福岡オールスター終了後、90日のF休みに入り、8月29日の児島一般戦で復帰。この休みの間、全国各地のイベントやトークショーで引っ張りだこだったが、やっぱり瓜生の活躍を見るのは水面がいい。

復帰戦の児島ではさすがに一般戦ということもあって初日から1着を並べ、順当に予選トップ通過を果たした。途中、4着が2回あり、そのいずれもが3連単万舟券になるのだから、さすがである。

今後の瓜生は一般戦が続く。というのは、4月の大村のFがGIの優勝戦だったから。休み明け6ヶ月はGI・GⅡに斡旋されないペナルティが復帰と同時に始まり、来年の2月いっぱいまで続く。記念レースが目白押しの秋にGI戦に出られないのは、賞金的に考えるとものすごく痛い。

ただSGには出場できるので、ダービー、チャレンジカップで活躍して年末に望みをつなげたい。幸い、前半戦の貯金が生きていて、現時点での賞金ランクは21位。挽回は十分に可能だ。

一方でもうひとつ稼がなければならないのが出走回数だが、こちらはかなり厳しい現実が待っている。今節終了時点で優出すれば31、しなければ32。すでに10月いっぱいまでの斡旋が発表されており、そこから出走回数を計算したところ、78あたりが限界。もし追加斡旋が入ってもA1条件である90走には届きそうもなく、A2級落ちは免れられそうにない。ちなみに瓜生はデビューしてからA1級に昇格後、A2級以下に落ちたことは1度もない。