~実況アナの穴目八目~

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BOATRACE鳴門のグランドチャンピオンに続いて、同じ四国のBOATRACE丸亀でSGの熱闘が繰り広げられている「第22回オーシャンカップ」。いよいよ、明日(17日)優勝戦が行われます。今回のコラムは、恒例となりました私・小林アナのオーシャンカップ優勝戦展望をお送りします。

優勝戦メンバーは、①峰竜太辻栄蔵井口佳典前本泰和丸岡正典坪井康晴の6選手。得点トップの篠崎仁志選手が、予選道中でも懸念されていたスタートの不安が露呈し、優勝戦の1号艇を手にするチャンスを逃しました。

さて、今回の優勝戦の見どころは、11回目のSGファイナル進出で悲願の栄冠を奪取なるか!?優勝戦のポールポジション枠で立ち向かう峰選手に、大きな注目が集まることは言うまでもありません。

私の基本は穴を見つけることなので、峰選手の死角を探すのが最初の作業になります。しかし、モーターの仕上がりも万全で、篠崎選手が敗れての優勝戦・1号艇が回ってきたことで、運も味方にしてきています。こうなると、いよいよ峰選手の歓喜の瞬間をみられるのではないでしょうか?これまで、10度の優勝戦で味わった悔しい思いを一気に払拭する可能性は100パーセントに近いと予想をするしかありません。

そうなると、峰選手の相手候補を挙げるのが重要になります。その相手ですが、ポイントは準優で機力の良さが光った4号艇の前本選手です。進入は、123/456か12/3456の2パターンがありますが、井口選手が準優の再現を狙っての3カドは優勝戦でしないと読んでいます。

それでは、私・小林アナの狙い目です。前本選手の仕掛けで浮上のチャンスがある外枠の丸岡選手と坪井選手の2着を軸にします。1-56-流しの8点と押さえに1-2-56を推奨します。

全国のボートレースファンの多くが、峰選手のSGタイトルを勝ち取る瞬間を待っている筈です。そして、その思いは私も同じです。いつものSG優勝戦とは違う熱い視線で丸亀のオーシャンカップの優勝戦を見たいと思います。

小林習之

1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。