GⅡの過去と現在

{{ good_count }}

この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。

現在びわこで開催している「GⅡ秩父宮妃記念杯」。舟券に関する情報は特設サイトをご覧いただくとして、ここでは“GⅡ”というグレードにフォーカスをあててみたい。

競艇界がグレード制をスタートさせたのは今から29年前の1988年4月。導入初年度に行われたGⅡはモーターボート大賞、賞金王シリーズ、ランナー王座決定戦、女子王座決定戦の4タイトル。

記念すべき最初のGⅡレースは丸亀のMB大賞で、サブタイトルには「瀬戸大橋開通記念」と名付けられ、地元の名選手だった安岐真人が優勝した。

その後、90年1月に高松宮記念が新設されると、91年には賞金王シリーズがGIに昇格した。92年には年間13節もGⅡが開催されたが、同年2月をもってランナー王座決定戦が廃止。わずか4回のみの大会だった。また大村では競艇祭が同年4月に開催され、吉田稔が優勝。当時競艇祭は5年おきの開催で、この時が第3回大会。第1回は石川善基、第2回は渡辺義則が優勝している。