オールレディースとヴィーナスシリーズの違いは?

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現在、芦屋でオールレディース(マクール杯)が開催されている。6日に優勝戦が行われる予定で、その直後の7日からは唐津でヴィーナスシリーズが始まり、14日からは徳山でオールレディース(マクール杯)と続く。

さて、オールレディースとヴィーナスシリーズは女子戦という意味では同じである。女子戦ファンでもメンバー(年齢)の違いくらいしかないと思っている人は多いのではないだろうか。実際にはオールレディースとヴィーナスシリーズではレース傾向が異なるので、少しその点に触れてみたい。この2つを同じカテゴリーとして扱ってしまい、傾向も同じと捉えることは避けたいからだ。

まずイン勝率についてだが、ヴィーナスシリーズが42.9%に対してオールレディースは46.6%とかなり差がある。2コースにも大きな差が存在し、ヴィーナスシリーズの方が圧倒的に利く。ダッシュに関してはオールレディースの方が少し良いというデータがある。

●コース別成績の違い

コースALVS
146.6%42.9%
218.1%24.8%
315.6%15.4%
412.9%12.7%
55.8%4.1%
61.5%0.7%

※ALはオールレディース、VSはヴィーナスシリーズ

スタイルの違いも結構ある。決まり手を見ると分かるが、若手主体のヴィーナスシリーズはやはりまくりが圧倒的に多く、技術を要するまくり差しは少ない。オールレディースになると自在派が多くなり、すべての決まり手がバランスよく出る感じだ。

●決まり手の違い

決まり手ALVS
逃げ42.8%39.4%
まくり22.3%27.1%
差し15.1%16.8%
まくり差し10.4%6.8%
抜き8.5%8.6%

配当傾向は一見、ヴィーナスシリーズの方がインが弱かったり、まくりが多かったりで荒れやすく思えるが、ヴィーナスシリーズの3桁配当はかなり多い。なんと20%が3桁配当なのだ。実力差が大きく、枠やコースに関係なく主力がきっちりと舟券に絡むのがヴィーナスシリーズの大きな特徴でもある。