~実況アナの穴目八目~

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前回のコラムでお伝えしましたが。

目まぐるしいGI地区選ラッシュも、いよいよBOATRACE津の「第62回東海地区選手権」と、BOATRACE鳴門の「第60回四国地区選手権」を残すのみとなりました。ちなみに、24日に優勝戦が行われる予定だった四国地区選手権は、荒天による中止順延があったので、最終日が25日の土曜日に日程がずれこみました。ただ、週末に優勝戦になったので、足を運びやすくなったファンも多いのではないでしょうか!?是非、スケジュールの調整をして頂いて、 リニューアルされたBOATRACE鳴門に来て下さい!!あと、私は25日がBOATRACE三国の実況業務なので、初日の選手紹介を担当した嵐みずえアナウンサーがピンチヒッターで優勝戦出場インタビューと表彰式の司会を担当します。

さて、話は東海地区選手権の優勝戦展望をしていきます。

メンバーは、①井口佳典坪井康晴赤岩善生藤田靖弘坂元浩仁菊地孝平。4年前の地区選の再現を目論む井口選手が、オール2連対の圧巻な走りで、今シリーズの主導権を握り続けました。

私は、予選3日目の6号艇での走りを大きく注目していました。「ここで、井口選手が2着までに入るようなら、一気に井口佳典ワールドに突入するだろうな~っと」結果は、大外から苦なく抜け出しての2着。この瞬間、井口選手に舟券では穴予想をして逆らってはいけないことを痛感させられました。

本来ならば、穴予想を提供するのが私の思いですが、ここは井口選手を単不動の軸にするしかありません。

ただ、相手探しについては配当の妙味を加味していきます。確かに、格としては坪井選手と赤岩選手、さらに菊地選手ということになりそうですが、機力面では藤田選手や坂元選手も光る存在です。名前よりモーターという側面から見ると、藤田選手や坂元選手の3着づけは配当しては魅力です。さらに、坪井選手や赤岩選手が互いにもつれあうと、藤田選手や坂元選手の2着の可能性も出てきます。また、菊地選手の機力劣勢な要素も気になります

進入は、動くとすれば菊地選手。1236/45か、枠なりの123/456のどちらかになるでしょう。

狙い目は、1-23-45の4点を本線に、押さえに1-45-流の8点。結果として、「井口選手から、まずまず配当がいいな~」という言葉が出ると予想します。

三重の絶対的なエースが、4年ぶりの東海ナンバーワンの称号を手にするか!?是非、津で開催される東海地区選手権の激闘をお見逃しなく!!

小林習之

1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。