~実況アナの穴目八目~

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【勝又桜】

久々のコラムになってしまいました。

ところで、現在の私はBOATRACE三国の「GⅢ三国レディースカップ」の実況アナの仕事をしています。実は、女子戦を一節間実況担当するのは3年ぶりです。そこで、今回の三国レディースカップで好配当をゲットしてもらおうと、最近のBOATRACE三国のモーター相場を紹介していきます。

新モーターが登場した3節目に「GI北陸艇王決戦」が開催され、優勝した太田和美選手の「34号機」が大きな注目を集めました。

それから半年近くが過ぎて、当時とはガラッと相場は変わりました。現在は、「エース機候補の42号機・57号機・70号機を誰が引くか!?」にかかってきています。

42号機は、GIでは今垣光太郎選手が手にしたものの、予選3日目で準優進出が絶たれた「ワースト」に位置付けられたモーターでした。ところが、大幅な本体整備にチャレンジしたところ、気配が矯激な上昇カーブを描き始めました。さらに、6月に地元の豊田光紀選手の時に節一級に仕上がり、最終日の選抜戦で勝利を挙げるなど、一気にトップレベルの評価をされるようになりました。2連対率は41.9%ですが、実質的な評価はベスト3の1機に入る好素性モーターです。今回、ドリームメンバーの川野芽唯選手が引き当て、シリーズの主導権を握っている1人として、熱い注目を集めています。

小林習之

1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。