本誌と縁ある選手が続々スタート事故に…

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下條雄太郎

9月7日から13日に発生したスタート事故は全部で35件。その中には、チャレンジカップの出場が狙える位置にいた選手が多数、名を連ねていた。

何といっても痛恨なのが開催場が地元の下條雄太郎のF。宮島周年4日目6Rの1号艇で+05の勇み足となり、その休みがチャレンジCにもろかぶり。現在賞金ランク59位と長崎支部では最も多く賞金を稼いでいて、10月いっぱいまで頑張って出場圏に持っていきたかっただけに痛恨の極みといえる。現在発売中の本誌マクール・巻頭インタビューに登場した際も、「大村のチャレンジカップに出てグランプリを目指す」と話していただけに、何とも残念。

本誌つながりでいうと、毎月コラムを執筆している西山貴浩は、宮島周年初日10Rで出遅れを喫し、それが選手責任と判定。11月から12月にかけて休みとなった。西山の賞金ランクは81位だが、常滑のヤングダービーをはじめ、GIの斡旋が続いていただけに出場できる可能性はあったが、勝負駆けもできなくなってしまった。

そのヤングダービーに出場を決めている佐藤翼は、津の一般戦3日目3Rで今期2本目のF。こちらも今月号の本誌「酒場交遊記」に桐生順平ら、ヤングダービーに出場する選手たちと一緒に登場し、「優勝したいです、マジで」と意気込んでいた。これはかなり厳しい足かせとなった。

F2の話題でお伝えしなければならないのが田頭実。桐生一般戦初日12Rで安達裕樹とともに今期2本目のFを切った。通算では66本目で、F2は15回目(F3は3回ある)。田頭はここまで3161万円を稼いで賞金ランクは35位。まさにチャレンジカップボーダーだったが、1本目のFで出場アウトになり、この2本目では年末のシリーズ戦に休みがかかった。来年1月A1級に復帰することがほとんど決まっているが、来期は前半3ヶ月が休みになる。残りの3ヶ月弱でA1キープはかなうだろうか。