賞金女王出場争いと前哨戦

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遠藤エミ

今年の年末、平和島では東日本地区では初となる「GI第5回クイーンズクライマックス」を開催するが、9月14日からは、その前哨戦となりそうな「GⅢ平和島レディースカップ」を行う。レディースチャンピオンが終了した今、女子選手にとって大きな賞金の上積みが期待できるレースは、11月のレディースチャレンジカップ(LCC)くらい。ほかはコツコツ稼ぐしかないため、出場選手がおぼろげながら見えてきた。

昨年のLCC出場ボーダーは宇野弥生の1703万1000円。すでに14位の細川裕子までが1700万円を超えているので、選考締切まで残り2ヶ月を切った現状で、残数はそれほど多くない。

そこからLCC終了後の12位ボーダーは日高逸子の2329万円だった。これを踏まえると、現時点で2000万円を超えている6位の寺田千恵あたりまでが、出場濃厚といえるか。

海野ゆかり(2位)や寺田千恵(6位)、山川美由紀(11位)、日高逸子(19位)、川野芽唯(20位)などは、今回の平和島レディースカップに出場する賞金上位組。節間の優勝を狙うことはもちろんだが、調整方法や戦い方など、年末を見据えた動きにも注目したい。

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