松野京吾が引退

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【松野京吾】

山口のベテラン松野京吾さんが1月31日の戸田を最後に引退した。松野さんは82年11月デビューの51期。同期には西田靖山室展弘岡本慎治、山崎昭生らがいて「花の51期」と呼ばれた強豪期の一員。ただ、松野さんはデビューしたのが26歳と遅かったこともあるが、山室が第1回新鋭王座決定戦で優勝したり、早くからSGで活躍した西田などと比較すると、遅咲きだったといえる。しかし年齢を重ねるごとに強さが増す晩成型の選手で、2001年後期から2014年後期まで14年連続A1級を維持し続けた。なかでも2011年前期(当時54歳)では8.07という驚異的な勝率を残した。