服部幸男が久々Vで弾み

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服部幸男

14日に行われた芦屋一般戦の優勝戦で、服部幸男が2014年10月の若松GⅢ(企業杯)以来となる久々の優勝を飾った。12回連続優勝戦で負けていただけに一般戦とはいえ、服部にとって今後の弾みになったことだろう。

ただ、調子自体が悪かったというわけでもない。優勝こそ久々だが、今年も優出6回とコンスタントに優勝戦に駒を進めている。たまたま「優勝」に縁がなかったという側面は強いだろう。服部に限って勝負弱いなどということはないはずだ。

しかし、記念以上となると最近はトーンが下がる。GIは2009年10月の大村57周年以来、SGは1997年の住之江賞金王以来優勝から遠ざかっている。史上最年少SGウィナー(21歳)の記録は今なお破られていないが、18年以上ぶりとなるSG優勝の「記録」も打ち立ててほしいところ。

今後、近いところでは尼崎のオールスター(5月24日~)、蒲郡のグラチャン(6月21日~)がすでに決定している。準地元ということもあり蒲郡は相性の良い水面。エンジン次第では十分に勝負になるはずだ。

今回の優勝を機にリズムアップを図る服部。さらなる「ベストを尽くす」走りにも期待したい。

4月11日から4月17日の優勝者は以下の通り。

競艇場 選手名 V数

11日

多摩川 西野翔太 1

尼崎 小野生奈 1

下関 平田忠則 2

12日

桐生 山崎智也 1 GI

浜名湖 魚谷香織 1

徳山 向所浩二 3

大村 梶野学志 1

14日

芦屋 服部幸男 1

若松 松崎祐太郎 1

三国 鎌田義 2

17日

戸田 奈須啓太 1

琵琶湖 田頭実 2 GI

住之江 芝田浩治 2

住之江 中谷朋子 3

丸亀 宇佐見淳 1