初優勝した佐藤大佑と富永大一

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佐藤大佑

富永大一

4月4日から10日までに行われた優勝戦で、デビュー初優勝した選手が二人いる。びわこルーキーシリーズの佐藤大佑と丸亀の富永大一(たいち)だ。

びわこはルーキーシリーズならではの事故ラッシュ。F5件、妨害2件、不良航法8件、待機行動違反3件、転覆等の事故7件と大荒れ。優勝戦は事故こそ起きなかったが、1号艇の新井英孝がスタートドカ遅れ。2コースの佐藤が実質逃げのまくりで初優勝したというレースだった。

ちなみに優勝戦の人気は割れに割れて3連単1番人気の1-2-3で27.4倍つき、120番人気の5-6-1でも370.6倍しかつかない最近の競艇では珍しいオッズを示した。結果は2-4-6で29番人気だったが6430円。人気に対して意外と低配当決着となった。

丸亀の富永はこれが初優出で即優勝。104期生ですでにキャリアは7年目に突入しているが、B1級とB2級を行ったり来たり。決して1着が取れないわけではないのだが、事故が多く、事故率オーバーや出走回数不足でB2級に落ちることが多い。今期も勝率は3.77あったが、事故率オーバーでB2級となった。

一方、新期は勝率は5.00あるが、F2の影響で出走回数が少なく4月11日現在で46走しかしていない。4月21日から若松を走るので、大きな事故がなければB1級条件の50走はクリアするはず。期末につけた勢いで、期が替わる5月以降のロケットスタートに期待したい。

4月2日から4月10日の優勝者は以下の通り。

競艇場 選手名 V数

2日

丸亀 塩田北斗 1

3日

下関 野長瀬正孝 1

4日

戸田 金田諭 1

浜名湖 山本寛久 1

大村 北村征嗣 1

5日

蒲郡 竹田辰也 1

三国 白水勝也 1

住之江 黒井達矢 1

6日

芦屋 谷川里江 2

びわこ 佐藤大佑 1

平和島 芝田浩治 1

7日

江戸川 松田大志郎 1

宮島 佐々木康幸 1

8日

常滑 白石健 2

丸亀 富永大一 1

9日

唐津 森永淳 1

10日

篠崎元志 2 GI

児島 井上恵一 2

福岡 伊藤将吉 3