期待の新人・吉田裕平がF

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4日、蒲郡一般戦の3日目8Rで117期の吉田裕平(愛知)がフライングを切った。吉田は2015年11月にデビュー、そのデビュー節でいきなり水神祭を飾り期待されてきた。当節蒲郡でも2日目に大外から豪快にまくりを決めて1着をもぎ取っている。

ここまで通算3勝、これは同期の中では上田龍星(4勝)に次ぐもの。勝率は2.43だが、デビュー期の新人としてはこの数字は意外と優秀と言えるのだ。29人いる同期で、勝率2点オーバーは5人しかいない。今の艇界は、新人が勝率で2点を超えることすら難しい時代になっている。

そうい意味ではB1の級別審査基準の一部変更は妥当な改正だと言えるだろう。ただ、適用は来期5月からが対象となるため、吉田の今期は適用されない。現行のルールではB1になるために2連対率10%以上、3連対率20%をクリアしなければならない(その他出走50以上、事故率0.70以下など)。しかし、来期適用される新ルールは勝率2.00以上でよくなる。

これを吉田に当てはめてみると現在勝率2.43、2連対率8.2%、3連対率16.3%で、現行ルールでは2連対率、3連対率ともに少し足りない。しかし、新ルールでは勝率2.00以上をクリアしているためB1に昇格できる計算だ。

今期はまだ適用外のため、吉田は残念ながらB1昇格はほぼ無理な状況だが、来期は吉田のような新人がB1条件をクリアすることも増えるだろう。B1となれば出走回数は大幅に増えるので、新人の成長の早さも促進されるのは間違いない。若手の活性化という面では興味深い新ルールとなりそうだ。

3月30日から4月4日に発生したスタート事故は以下の通り。

赤字の選手はF2

※★は+0.05以上の非常識なF

30日

尼崎 河相秀行

5月18日~6月16日

31日

江戸川 山崎義明

5月21日~6月19日

1日

琵琶湖 谷川祐一

5月24日~6月22日

琵琶湖 小坂宗司

5月24日~6月22日

琵琶湖 板倉敦史

5月24日~6月22日

琵琶湖 酒見峻介

5月12日~6月10日

丸亀 大橋由珠

5月24日~6月22日

下関 片岡秀樹

5月27日~6月25日

大村 原田智和

5月24日~6月22日

2日

宮島 山本章博

5月10日~6月8日

3日

江戸川 茂垣達也

5月18日~6月16日

芦屋 海野ゆかり

5月24日~6月22日

芦屋 勝浦真帆

5月21日~6月19日

4日

江戸川 本部真吾

5月18日~6月16日

浜名湖 今泉和則

5月16日~6月14日

蒲郡 吉田裕平

5月13日~6月11日

芦屋 鵜飼菜穂子

5月21日~6月19日

唐津 泉具巳

5月23日~6月21日