3つのルール改正を解説する

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モーターボート競走会は、3つのルール改正を発表した。それは以下の通り。

●マスターズリーグを新設、マスターズチャンピオンの出場年齢を変更

●女子選手の産休・育休制度

●B1級の基準を改正

まずはマスターズについて。こちらはすぐに変更されるというものではない。現行、一般戦の匠シリーズがGⅢマスターズリーグに昇格し、ここで優勝した選手は、GIマスターズチャンピオンへの優先出場権が得られる。また出場資格も、匠に合わせる格好で、満45歳以上の選手へと大幅に引き下がる。

とはいっても、GⅢのリーグ戦が始まるのは来年の4月以降、GIマスターズの新規定が適用されるのは2年後のこと。なので来年は現行ルールのまま昭和43年生まれの三嶌誠司市川哲也が出場権を得る。2年後はそのままのルールでも昭和44年生まれの松井繁今垣光太郎寺田千恵などビッグネームが名前を連ねるが、同時に45~47年生まれの選手たちも出場権を得る。このなかには服部幸男野澤大二仲口博崇田中信一郎太田和美山本浩次前本泰和馬袋義則石田政吾勝野竜司平尾崇典吉川元浩などSG覇者がズラリ。現状のマスターズでも記念クラスがかなり多くなったが、この頃になるとさらに豪華なメンバーになりそうだ。